○エネルギー密度が高く、良好な充放電サイクル特性を示す、シリコンを含有するリチウム二次電池用活物質
整理番号 | 1219 | 特許状況 | 特許公開 |
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概要 | Liイオン二次電池のサイクル特性が大幅に改良される、アモルファス膜製の負極活性物質、及びその製造技術を提供します。リチウム二次電池の高容量化のために、シリコンを活物質とした場合理論エネルギー容量が4200mAh/gのリチウム電池が実現可能とされていますが、シリコンを活物質とする負極は、充放電するときの大きな体積変化に伴い活物質の脱落等により、充放電容量が低下する問題がありました。 本技術はこの問題を解決するもので、リチウムイオンを有する電解溶液を用いて、負極活物質を電気化学的成膜法の電気めっき法により作成するものです。製造される活物質は炭素含有量が10~30at%で、SiとOとCとが均一に分散しているアモルファス物質で、XPSおよびグロー放電発光分光分析によれば、活物質の結合状態は、全体に一定であり、Si-Ox-Cy(X=1.29)の組成を有しています。 電池特性の評価によれば、黒鉛負極のものに比較して3倍近い高容量を示し、且つ300回サイクル後も初期の98%を維持するなど非常に安定しています。 キーワード:リチウム二次電池、二次電池用活物質、次電池用負極、アモルファス膜、電気化学的成膜法、電気めっき法 |
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目的 | 共同研究、ライセンス契約を希望します。 | ||
分野 | 資源・環境・エネルギー、電機・電子・光学 |
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